♨️古都の湯で かけ流そう かいた汗♨️
第一章 嵯峨嵐山にて夏の余韻と秋の兆しを覚ゆ
京の西、風光明媚な嵯峨嵐山。渡月橋に立てば、川風はまだ夏の名残を運び、蝉の声が山に響き渡るも、朝夕にはすでに涼やかな気配漂い、秋の兆しを感じさせ申す。川面にきらめく光は夏の勢いを残しつつ、季節の移ろいを告げるかの如し。古(いにしえ)の貴族がこの地を憩いの場としたのも、四季折々の妙なる変化を味わえたゆえにござろう。
また、竹林の小径を歩めば、残暑の熱気と共に、ひやりとした秋風が葉を揺らし、心は自然と和らぎ候。夏と秋が交わるこの時節に嵯峨嵐山を訪れるは、格別の風情を堪能できる幸いなり。
そろそろ9月とはいえ、まだまだ暑さ厳しき昨今。観光客の方々は、日中かいた汗を流してスッキリ帰宅したいところ。。。故に、拙者が嵐山でお薦めする温泉を3つほどご紹介させて頂きたく、我がスタジオのサムライを連れて紹介ブログを書くことに。
ではまずはこちらから。

風風の湯という施設である。阪急嵐山駅から徒歩2分の位置、嵐山中之島公園内にある温泉である。渡月橋、竹林、食べ歩きをしたあとにこちらで一服して帰宅すると良いじゃろう。施設も綺麗であるし、オススメである。
運営はドーミインという、日本全国にある旅館運営している会社なので至れるつくせり。文句のつけどころのない施設である。

兜を被った頭を冷やしシャンプーでスッキリさせてくれとの申しでがサムライからあったが、先を急ぐからすまぬと。あとで天丼を食わせてあげるからと言ったらおとなしくなったで候。
ここで一句。
「冷やしシャンプーと 天丼を秤にかけて サムライ選ぶは天丼なり」
第二章 湯に浸かり、古き風情に心和むもの
次に紹介するは、鹿王湯。嵐山の喧騒が嘘のように静かな住宅街にある昔ながらの銭湯である。渡月橋からも歩いて10分程度。アクセスは嵐電「鹿王院」から徒歩6分程度であり、鹿王院という、足利義満建立の寺院並びにあるのが鹿王湯である。

みてくだされ、この佇まいとこの暖簾。まさに正統派の銭湯である。
軒先が若干水平を保っていな・・・(いや、すまぬ)
ではさっそく、「ごめん!」

中は天井高く、湯けむりの白く立ちのぼる様は、夏の残光と秋霧のあわいに揺らぐがごとし。湯に身を沈めれば、残暑の疲れがじわじわと溶け去り、同時に秋の涼しき空気が肌に寄り添う心地なり。
電気風呂の刺激は、夏に消耗せし身を癒し、まるで新たなる季節への門を開くが如く感じられ候。湯上がりにいただく冷えたコーヒー牛乳は、まだ夏の名残を舌に伝えつつ、背に受ける秋風が爽快さを添えて候。銭湯にて身を清める。この二つの調和こそ、嵯峨嵐山の今しか味わえぬ贅沢にて候。

地元に残る古き良き風呂屋、時を経て朽ちゆくさまもまた、味わい深く候。中は常連客で賑わっておるが、みな親切でフレンドリーな客層じゃ。初めてであろうとも、暖かく迎えてくれるであろう。
第三章 人との交わりこそ、心和むひとときに
この湯処は、観光の客ばかりか、地元の衆にも愛されし憩いの場なり。とても大きな施設あり、近くに松竹さんなどもあるからか、たまに芸能人の方も立ち寄るそうである。運が良ければ、裸のお付き合いが・・・
さて・・
入り口に樽があったのでサムライを入れて記念撮影をしてみたでござる。こんなのがあったら撮らずにはおられぬでなあ。

さて次は・・・美女が団子を勧めておるからお相手を。

いえいえ、結構でござる。なんて小芝居をしながら・・

結局時間オーバーでこの日のロケは終了です。店の前で写真を撮っただけでお風呂には入らず、お腹がすいたので天丼屋へ向かったわけである。
まあ、拙者は何度も入っておるので、一言言わせてもらうと。「間違いはない」でござるよ。
結びの章
渡月橋にて夏の名残を見送り、銭湯にて身を癒し、人の温かさに触れしことは、ただの観光にあらず、心の糧となり申した。夏と秋が交わる今この瞬間こそ、四季のある国に生きる悦びを強く覚えさせ候。紅葉の盛りを待ち侘びつつ、再びこの地を訪れんと誓うも、旅の余韻はすでに胸に深く刻まれ申す。
「蝉しぐれ 川面に映えて 紅葉待つ 食という煩悩は捨てきれない サムライなり」
観光して、美味しいもの食べて、最後は温泉へ。ついでに、私どものスタジオ (SHOGUN STUDIO JAPAN) で甲冑体験なぞして頂けたらさらに嵐山旅行の思い出がより深いものになるかもしれませぬぞ。